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梶ヶ森山荘 その2

標高およそ1400メートルの梶ヶ森。
そして、雪で遊びまくってひえっひえに冷えた体。
日の入りを山頂で見て、山荘に戻って一番最初にすること…それはお風呂…!

この梶ヶ森山荘、近くに水源があるので贅沢にもお風呂があるんです。
冷え切った体には最高に嬉しい瞬間。熱いのか痒いのか痛いのか全然分からないほどキツい、湯船へのファーストコンタクト。肩までつかるのに数分間、声にならない声を上げて、油の切れたロボットみたいにゆっくり膝を曲げ腰を曲げ。

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お風呂上り後、真似しようとも真似ができない、不思議だけどとても美味しい鍋を頂く。
横井さんの声掛けで、山荘の山中さん&ニシガワさんとを交えて呑み呑み。

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ニシガワさんの粋なはからい。

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くらい廊下をずいずいすすむ。ゾンビとか出そうで怖い。

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寒いゾーンに突入。階段を登る。

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金属の扉。そこを開けると…

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そう、山荘に併設された天体観測ドーム。
ニシガワさんに観測ドームをオペレーションしてもらい、急遽、深夜の天体観測会。

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でかい。接眼レンズのぞくためにハシゴを登る。

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夕方は雲が多かったけど、24時を回ると澄み切った夜空に。
ニシガワさんが操作して、ドームと望遠鏡が、ヒィーン…という音鳴を発しながらゆっくり月を捉える。数分で導入が完了。

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月。iPhone×天体望遠鏡で撮影。この段階で僕はニシガワさんに惚れた。(男)
氷点下の部屋で、星団や二重星、土星なんかをたっぷり一時間半くらいかけて観測させてもらった。確かに寒かったけれど、高知の人に負けるまいと思って飲んだお酒の酔いと、空の目玉の瞳を覗き込んだのかと思うくらい明瞭な月は、その寒さをぶっとばしてくれた。

就寝。起床。
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茶粥と土佐の鯖、おいしい漬物を頂いて、後ろ髪を引かれながら下山。

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こんなに楽しかったのは山のおかげか、温泉か、鍋か、天体観測か、山荘のお二人なのか。
たぶん全部。でも、温泉と鍋と天体観測は山の上の贅沢として割り切ったとしても、梶ヶ森と、そこで働くお二人がいるだけで、そこにいって良かったと思う。

車で行けて、温泉と天体観測ドームがあって、宿泊ができて、おいしいご飯を、気さくなスタッフの方々が作ってくれる。話ができる。こんな山荘はなかなかない。
…ということで、またきっと行きます。

 
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